情報メディア学科の研究が世界最大のCG国際会議SIGGRAPHで多数採択

2013/07/20 10:13 に Akihiko Shirai が投稿   [ 2013/09/18 17:33 に 情報メディア学科Web管理者 さんが更新しました ]
世界最大のCG/インタラクティブ技術の国際会議「SIGGRAPH2013」にて、情報メディア学科の研究が多数採択されています。
米国アナハイムで2013年7月21〜25日で発表します。

【鈴木先生・佐藤先生・速水先生
ワークショップコレクション等で高く評価された「たたかえ!!ぼくらのシャドウロボ」を展示&スタジオトークします。

「たたかえ!!僕らのシャドウロボ」はデジタル技術とアナログ表現の融合をテーマとした子ども向けのデジタルワークショップです。
このワークショップでは、ロボットの展開図に自由に模様を描いて、オリジナルロボットをデザインします。
デザインしたロボットは、ペーパクラフトのロボットになるだけでなく、自分の身体をつかって戦うテレビゲームのメインキャラクターにしてゲームを体験することができます。
今回の展示には情報メディア学科・助教の牧先生の他に大学院、情報工学専攻の鈴木隆史君と石田元基君も運営スタッフとして活躍しています。
Studio–Talks
TUESDAY, JULY 23, 2013 - 2:00PM TO 3:30PM
Anaheim Convention Center Hall B
This dramatic expansion in workshop activity employs advanced technology that offers enjoyable paper-craft activities.
Hisashi Sato, Hiroshi Suzuki, Haruo Hayami (Kanagawa Institute Of Technology)


谷中先生

【谷中先生
メガネなし立体ディスプレイのための映像を、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)をつかってインタラクティブに生成する技術について発表します。情報メディア学科2012年度卒の木村翔さんの在学中の研究に基づいています。
GPU-Accelerated Interactive Integral Photography System Using Extended Fractional View Method
Kazuhisa Yanaka, Sho Kimura (Kanagawa Institute of Technology)

【白井先生】
情報メディア学科2012年度卒・大学院情報工学専攻1年の奈良優斗さんが、昨年の学生VRコンテストIVRC2013で世界3位の評価を受けた『瞬刊少年マルマル』から国際ステージに展開するまでの体験談や、内部の技術『KinEmotion』について講演しました。

KinEmotion


KinEmotion: Context-Controllable Motion Analysis Method for Interactive Cartoon Generator
Yuto Nara, Akihiko Shirai (Kanagawa Institute of Technology)
ゲームコントローラーKinectから取得した姿勢をもとに、高速に感情を表現する画像を選択して合成する技術です。

SUNDAY, JULY 21, 2013 – 12:00PM TO 1:00PM
Anaheim Convention Center  /  ACM SIGGRAPH Theater, Hall BC Lobby
国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)の年に一度の関係者の集まる会議にて、プレゼンと作品のデモを行いました。

Expressive 2013 Visual Showcase
アート、ノンフォトリアリスティックCG、美学などの研究会において、デモを行いました

世界最先端のCG/VFX/アニメーション映画制作技術やゲーム産業から3万人近くの参加者が訪れるSIGGRAPHにおいて、このような発表の経験が得られる事は大変貴重な機会です。今後も、先輩方に引き続き世界の大舞台で発表を行える学生が増える事を期待します。
また発表にご支援いただいた後援会・各位にこの場を借りて御礼申し上げます。
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