フランスで『リアルタイムキャラクター&バーチャルワールド賞』を受賞

2013/04/01 1:04 に Akihiko Shirai が投稿   [ 2013/04/01 1:04 に 情報メディア学科Web管理者 さんが更新しました ]

情報メディア学科出展作品がフランスLaval Virtual Award 2013で『リアルタイムキャラクター&バーチャルワールド賞』を受賞

3月20日~24日にフランスLaval市で開催されたヨーロッパ最大級のバーチャルリアリティイベント「Laval Virtual 2013」において、
情報メディア学科の学生を中心に研究・制作がすすめられている作品3点が採択され展示発表を行いました。
そのうち、奈良優斗さん(4年)、國富彦岐さん(3年)、小出雄空明さん(大学院博士前期課程1年)、藤村航さん(同)による作品『Manga Generator』が、
重賞である「リアルタ イムキャラクター&バーチャルワールド賞」を受賞いたしました。

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◆「リアルタイムキャラクター&バーチャルワールド賞」受賞作品
  『Manga Generator』

  「Laval Virtual Awards 2013」授賞作品特設ページ
http://www.laval-virtual.org/2013/?p=495&l=en

 本作品は、神奈川工科大学「夢の実現プロジェクト2012」で企画を提案し、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)で世界3位および重賞受賞した作品
『瞬刊少年マルマル』のシステムを進化させたもので、「マンガの世界に入り込み、自らが演じる」という学生による夢のあるVRエンタテイメント作品です。
所属研究室の白井准教授の指導のもと、ゲームデバイスであるKinectを使い、プレイヤーの表現したい感情を、自然な遊び体験から抽出する技術が評価されています。
作品は国内での評価も高く、これまでに3件TV出演と3件の授賞をいただいております。
 プロジェクトの公式Blog http://blog.shirai.la/ivrc2012/

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国際VR作品公募展「Laval Virtual ReVolution」に採択されただけでも大変な名誉ですが、
また世界中から多くの有力な作品が選出されるLaval Virtual Awardにおいて、
数多くの候補の中から「リアルタイムキャラクター&バーチャルワールド賞」を受賞した本作品は、
技術だけでも芸術だけでもなく、世の中にバーチャルリアリティを使った新しい常識をあたえる作品として、
高く評価されたということになります。
英語だけでなくフランス語での発表を体験した学生(奈良さん、國富さん)は
このような受賞となったことを励みとし、今後の研究・制作活動に活かされていくことでしょう。



(関連記事)
▼神奈川工科大学 白井研究室ブログ
(新着ニュース:理系マンガ家・はやのん先生、白井研究室ご訪問)
http://blog.shirai.la/
▼国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)で世界3位および重賞受賞で3冠達成(2012.10.31付け)
http://www.kait.jp/news/470.html
▼アジア学生クリエイティブEX.で『瞬刊少年マルマル』が重賞受賞(2012.12.25付け)
http://www.kait.jp/news/504.html
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